《お客様より》
先般上梓された「中小企業のためのトラック運送業の時間外労働削減の実務」を早速読ませていただきました。
先生の思いは第6章、第 7 章、第 8 章に凝縮されているなと感じました。
現場に近いところからの強い思いを込めて、ドライバーに、管理者に、そして経営者に接していらっしゃる姿が目に浮かぶようでした。
まずは「やること」。そして「強い思いを持つこと」。
何年も強い思いを持ち続けることが困難とも言えます。
その向こうから「頑張れぇ〜!」と声をかけてもらっているようです。
考えられないような大変な状況に置かれていた会社であっても時間こそかかりますが改善していくことができる、その体験談の様子が応援メッセージのようでした。
また、第 1 章から第 5 章までの解説には運行管理者試験ではわからない実務における課題や、国交省と厚生省の法律認識の違いなど、実務に就いていた方だからこその知識が詰め込まれています。
読みながら「そうなんだよね」と相槌を打っておりました。
How to 本が世にあふれる中、法と現実の矛盾と向き合える数少ない本と言えます。
これからが 2024 年問題の本格的な取り組みを開始する時となります。
襟を正して一所懸命取り組んでいきたいと思います。